石川文洋さんの訃報を読んで 文洋さん、本当にありがとうございました。あなたは僕をカンボジアに誘(いざな)った方々のお一人です。源流のお一人です。

左 『戦場カメラマン』 昭和61(1986)年6月第一刷発行の朝日文庫1600円  (右)『報道カメラマン』1998年7月第2刷発行 朝日文庫1600円 
石川文洋さん 笑顔が素敵な方でした。

 

2件のコメント

 人は誰も同じような軌跡をたどるのかも知れませんが、短い文章に接する限り石川文洋さんの晩年は表情ばかりでなく表現もやわらかくなったように思いました。
 国内的にも、国際的にも”力が正義だ”という風が強く吹き荒れるときに大事な人がまた逝ってしまった。淋しい。

「表現もやわらかくなった」と書かれたのは、文洋さんの若いころの表現はやっぱりそれなりに苛烈だったという印象を持たれておられたのかしら?

 彼はとても正直でした。素直、朴訥。それは若いころから一貫していたように私は感じています。そして、国という単位での争いによって一般市民が辛酸をなめることに関しては、強く憤り続けていた。この点に関しては、晩年も苛烈に怒っていたとも感じます。
大事な人たちが亡くなっていく。さびしい。まったくその通りでありますね。でも仕方がないことでもある。バトンを繋がなくてはと、心から思います。

村山哲也

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