プノンペンでの日本語スピーチ大会にサンワー出場!
さて、以下、6月9日(日)にプノンペンで開かれた日本語スピーチ大会で、15名の発表者の一人として妻サンワーが話した、その元原稿を備忘録がてらご紹介します。どうぞお楽しみくださいませ。
夢を持つこと、語ること
皆さん、こんにちは。6年前、私は日本で開かれた日本語スピーチ大会に参加したことがあります。テーマは「10年後の夢」。私は「10年後に、カンボジアで水泳教室を開きたい」と話しました。
そのころ、私は夫の怪我の治療のため、日本で暮らしていました。夫の介護をしながら、私は日本語の勉強をしたり、友だちと旅行したりして、楽しく生活していました。水泳教室にも、かよったのです。
みなさんご存知のように、カンボジアの学校教育では体育はようやく広がり始めたばかりです。私のときはゼロです。ですから、日本に行ったとき、私はまったく泳げませんでした。
平日午前中、水泳教室のお仲間は、60歳以上のお姉さんたちでした。先生の指導がよくわからなかった私を、お姉さんたちはいつも助けてくれました。彼女たちの応援のおかげで、水泳は、今でも私の大事な趣味で健康法です。
その体験が、「カンボジアで水泳教室を開きたい」という夢になりました。水泳を通じて、世界に羽ばたく老若男女が増えたら素敵でしょう?
でもその後、私の給料では、それは簡単ではないと気づきました。私の夢には、10年ではとても足りないのです。
つまり、あんまり気楽に自分の夢を語ることはできないぞ、と思うのです。夢は夢ですから、実現しようとしまいと関係ないのかもしれません。けれども、人の前で話すということは、どこか「約束」と似ています。実現不可能な夢では、大人のスピーチとしてはちょっと物足りない。
ところで以前、日本の先生が「日本の子どもたちは、夢らしい夢を持たなくなった」とおっしゃっていました。そのわけを聞いてみると、「豊かさ」と関係があるらしいことがわかってきました。
さて、以前と比べればリッチになったカンボジアではどうでしょう? 子どもたちは将来にどんな夢を持つのでしょう? 多くの人が「お金持ちになりたい」という夢を語ります。けれども、それをどう実現するのか。よい大学にすすめば、お金持ちになれるのか? お金を何のために使うかこそが、大事なのではないか? 実は、夢を実現する方法を私たちはまだよく知らない。夢を語るというのは、かなり難しいことだと私は感じています。
今の私は、人生とかけ離れた夢物語に、もう興味がない。水泳教室の夢も、もっと慎重に考えたいのです。そうしないと、ホラを吹くことになってしまう。今から思うと、そのことが6年前のスピーチから私が学んだことでした。
私は「水泳教室」の夢をまだあきらめませんよ。ゆっくりと夢に進んでいくつもりです。 皆さんはどんな夢を持っていますか? その夢をかなえる方法もちゃんと一緒に考えていますか?
これで私のスピーチを終わります。聞いてくださってありがとうございました。
スピーチ大会は二部にわかれていました。一部は「日本の滞在経験が2週間以下の人」、二部は「日本の滞在経験が2週間を超える人」。サンワーは当然第二部に参加したのです。全応募数は70数名で、うち第一部で10名、第二部で5名が書類選考で登壇者に選ばれました。つまり、出場しただけでもすごいすごい。ちなみに、一部も二部も、ひとりの持ち時間は5分でした。
サンワーは健闘虚しく、第二部からは2名選出された入賞者には入ることはできませんでした。ざんねーん!! でも、一番明るいスピーチ、さらに一番ユニークなヘアスタイルだったのではないかと、私は楽しく聞いておりました。がんばったね、サンワーさん!!お疲れ様でした。
(彼女のスピーチの動画は、CJCC配信の以下のページから視聴できます。サンワーは2時間30分過ぎのあたりで登場します。Facebook )
一ヵ月ぶりの投稿となりました
ちらりと近況報告です。ふと気がつくと、前回の投稿から一か月が経っていました。
この期間、私、元気ありませんでした。熱を出して寝込んだり、かなりひどい血尿に悩まされたり。さらに少々心労かさむ問題も身近に発生したり(その問題は、今でも解決されていないのですけれど)。
パソコンに向かわない日も、かなりありました。あぁ、元気がないと、エネルギーが湧かないのだなぁと痛感する日々でした。
今日あたり、ふと、アッ、心身がかなり回復したな、元気になったな、と感じたのです。やれやれ、よかったよかった。なんとか「元気」は維持したいものですよね。一方で、元気でないときは、まぁ仕方ないわねぇ。ぼそぼそと静かに暮らす、それでもいいじゃない、元気がないときは? そんなふうにも思ったりしています。
というわけで、なんとかやっております。ぼちぼちと。
ではでは、今回はこの辺で。

















サンワーさん、可愛くて明るくて素敵な方ですね
村山さん、体調が優れない時を辛抱強く超えてお元気になられてよかったです。
私は身体弱くてすぐに動けなくなってしまいますが、そんな時ナイチンゲールを思います。彼女は戦地でバリバリ働いたイメージがありますが実際には2年間だけで、身体こわしてしまい、あとの何十年間かはベッドの上で過ごしたそうです。ベッドの上から世界に発信して世界、特に看護の世界を変えた人と聞いています。
動けなくても生命さえあればやれることは沢山ある。むしろ喧騒を離れて静かにしているからこそ気づけることは沢山あるんだと思います。
いつもFacebookを楽しみに読ませて頂いています。そしてイイねをありがとうございます。
高橋美菜子
高橋美菜子様
いつも読んでいただき、さらに今回はコメントもいただき、ありがとうございます。
ナイチンゲール! 『超人ナイチンゲール』という本が昨年秋に出版されています。
著者は栗原康。医学書院社の「シリーズ ケアをひらく」の中の一冊です。
このシリーズは名著が多い、素晴らしいシリーズです。
ですから、このナイチンゲールの本も読みたいなぁと思いつつ、まだ手に取れて
いないのです。
高橋さんのこのコメントを読んで、思い切ってポチっ、しちゃおうかなぁ。どうしようなかな。
高橋さんは、この本、すでに読まれているのかなぁ。
とにかく、これからの梅雨、そして夏本番、体調崩されないようにお元気でお過ごしください!
村山哲也
お元気ですか? 調子の良いときもあれば、調子の悪いときもありますよね。私も、元気がないときは猫のように過ごしております。これもまた晴耕雨読みたいなもんですかね。
上田肇
上田肇様
コメントありがとうございます。
私は今年60歳を迎えたのですけれど、なんかこの干支の年は流れがよろしくないのですよ。
おそらく体調にも大きな波がある。
立川談志は、生前に「今年は死ぬ年、これを乗り切れば来年は死なない年」なんてことを
口にしていました。そういう感覚、わかるような気がします。
悪いときは、じっと耐えて打たれ越す。ゲームを降りることはしない。
とにかくじっと打たれ越す。ちょっとそんな気分もある今日この頃なのでした。
というわけで、小さく静かにジタバタとしております。
上田さんも、どうぞお元気でね。
ではでは、またまた。
村山哲也
サンワーさんの夢が叶いますように。ヘアースタイル似合っていらっしゃいますね。
会場からの声援は村山さんの声と聴き取れましたが・・・?
他の何人かの方のスピーチも聴かせて頂きましたが、食事中にスマホはOKなのに、本を読んでいると注意されるのは確かに理解し難いです。
R.T
R.T様
ブログ、読んで下さり、コメントまで書いてくださって、感謝感激であります。
「会場からの声援!」、お、あの場におられたのですね。
CJCCのビデオ画像ではカットされちゃっていますけれど、はい、声援は私であります。
いい感じだったでしょう???と、自画自賛。
食事中、ひとりであれば本もスマホもどうぞどうぞですけれど、
複数名のときにはやっぱりどちらも失礼だよなぁと思うのです。
スマホ、みんなで見るのならよいけれど(テレビを見るのと同じですものね)。
本だけやり玉に挙がったとすれば、「理解し難い」、はい、同感です。
私は、食事中、ひとりだと本読んでます。若い頃から、今まで続くよくない習慣です。
おかげで、本の中になにやら脂の跡や、醤油が垂れた跡やら。まったく本に申し訳ないことです。
ではでは、またまた。
村山哲也
村山さんの声援は、ビデオの中でほんの一声だけ聴き取れました。
R.T
サンワーさんのスピーチを書いて下さりありがとうございます!
ようやく、読めました
現場で生の声で聴きたかったです。
お金を何に使うのか、ですね。
本当にそうだと思いました。
お金もそうですけど、”生きている時間をどう使うか”
私は、今回、このfamily issueを通して色々と考えさせられました。
今、このブログを読んで、村山さん体調が優れなかったのですね!
そんな中、お時間作っていただき、ありがとうございました。
ご無理のないようにしてくださいね!
ちはる
ちはる様
読んでくださり、またコメントを書いていただきありがとうございます。
体調は、5月から6月にかけて数週間、すっきりしない日々が続いたのでした。
けれど、その後回復しています。ですから、ここしばらくのあれこれの約束に
対応するのは全然問題なしです。むしろ楽しいひと時をもらえてこちらも嬉しいのでした。
お気遣い感謝です。でも、気にせずにどうぞ。
そうFamilyIssue、どうしてもあります。ひとりで生きているわけじゃないから
しょうがないですよね。そのときそのときで、判断・決断して、対応するしかない。
どうしたってすべてを選択することはできなかったりする。何を捨てるのか?
あきらめないのか? あきらめるのか? 万事塞翁が馬、なんて言葉もあります。
まずは、どうそご自身の健康を大切にしてくださいませ。
生きてるだけでもうけもの、であります。ディスカウントはしないでね。
ではでは、また。またそのうちにお会いしましょう。
村山哲也