2021年にかもがわ出版から『超えてみようよ!境界線』というタイトルの本を出しました。そのときに宣伝で書いたブログが以下です。
『超えてみようよ!境界線』いよいよ発売間近です。1月21日販売開始 – 越境、ひっきりなし (incessant-crossingborder.com)
2022年と2023年のこの季節(弥生3月)、確定申告の手続きを取った際にはかもがわ出版からの支払い証明があったのです。つまり印税が少々あった。けれども、2024年3月、昨年の収入としての印税関連の申告は一切ありません。印税はね、申告した2年分で確かあわせて20万円ぐらいかなぁ。
あの本にかかった時間とエネルギーを考えると、いやいやまったくの少額収入でありました。20万円じゃ、どんなに時間がかかっても一か月であの一冊を仕上げないと、とてもじゃないけど生活できない。さらに、あの本を書きだす前にあるノンフィクション大賞に出してやろうと眼が星飛雄馬状態に燃えていた幻本がありまして、それに投入した取材費などを考えると20万円?大赤字であります(幻本は、ほぼ書き上がったのですけれど、とある理由で発表するのを断念しました。痛恨でしたけれど、学ぶことも多く、今ではまぁよい思い出かなぁ)。
つまり、印税で食っていくというのは、夢のまた夢である、ということが自著を出版することでよーく理解できたのでした。
あの本、2024年3月7日現在、アマゾンでは在庫1冊のみで新刊本がまだ購入可能です。おそらく、新刊での購入はぼちぼち在庫なしになっていくのではないかと思われます。増刷も、多分ないでしょう。やがて中古本の値段、上がるかもよー!
しかし。幸い、公共図書館の多くには蔵書として入っているように聞いています。かもがわ出版という会社は、図書館関連で強いらしいのです。ありがたきことであります。
帰国上京時に滞在する浅草の隠れ家の近くにも、台東区中央図書館があります。日本に長期滞在中にはよくお世話になる図書館です。そちらにも『超えてみようよ!境界線』の蔵書、1冊あります。1年前に書架でちらりと見かけたのでした(残念ながら貸し出し中ではなく)。綺麗な顔していたなぁ。借り出してくれる人、そうそうはいないよなぁ。うん、健闘を祈る!と伝えて、私はその本を書架に戻してきたのでした。
名刺代わりの一冊
それでも、本を出したというのは数は多くはありませんが、いくつかの出会いを私にもたらしてくれています。昨年の暮れもあるところから取材を受けました(これはまたそのうちに、当ブログでご紹介する機会もあるかもしれません)。それも、『超えてみようよ!境界線』がひとつのきっかけになっていたのです。
本を出したとき、お世話になったれい子お姉さま(高校の先輩!)が、「本、出せてよかったね。本があると、名刺代わりになるからね!」と言ってくれたこと、とても印象に残った一言でありまして、その後その意味をじわじわと実感しているのです。上述した取材だって、名刺(本)があったからつながったということなのです。
つい先日も、バンコク在住の(元?)仕事仲間が久しぶりに連絡をくれてインターネットでお茶話をしたのです。その際に、彼女がその私の著作についていろいろ集めた情報を教えてくれて。
たとえば、岡山県立図書館の社会科学資料部門が2022年9月に作っている『「世界を見てきたJICA海外協力隊おススメの一冊」に関する資料』に、『超えてみようよ!境界線』が入っているのです。もちろん、私はまったく知りませんでした。私のまったく知らないどなたかが、私の本を手にして「これをこの企画のリストに入れよう」と判断してくださったのだなぁ。なんという感激でありましょうか。素直に嬉しいことなのです。

執筆者とは孤独なのです
一方で、読者からの反響という種類のもの、本当にほぼまったくありません。かもがわ出版に届けられた読者ハガキの種類での情報を、当初ちらっと聞いたことがあったかな? 本を担当してくださった編集者さんは、あの本を出してからしばらくしてかもがわ出版を退社してしまったので、余計に情報が回ってこないのかもしれませんけれど。
とにかく、いまどき読者ハガキって、ほとんど日の目をみないまま消えていく運命なんじゃないかなぁ。あと、このブログは本の「著者紹介」の中でアドレスを公開しているのですけれど、ブログを通じてのコンタクトも一切ありません。まぁ、これはこのブログに「読者コーナー」みたいなメッセージ欄に簡単にアプローチできないというブログページのデザイン等の問題でもあるでしょう。いやいや、まったく素人仕事で申し訳ない。
別件で、全国脊髄損傷連合会が出している脊損ニュースという月に一回発行のミニコミ誌で、私は一ページの小さい連載を書いているのです。けれども、そちらも読者からの反応はほとんどまったくない。いやー、ある意味恐るべきことです。実は、誰も読んでないんじゃないか? 空気に向かって書いているみたいな気分です。実際にそうなのかも?そんな懸念も完全には払拭しきれない? いやいや、少しは読んでくれているんじゃないかとは思うんだけれどなぁ。でも、そういえば、私もこれまでそのミニコミ誌の他のページに、リアクション送ったこと3年間で一度もなかったのです! まったくこれだもんなぁ。反省して、先日ある記事に、異論反論オブジェクションというような内容のリアクションを会報誌事務局あてに送りました。事務局から連絡があって、最終的に記事を書いた方に送ってくれたそうです。読者からのリアクション事例がほとんどないため、私が送付したコメントの取り扱いをどうするか、少々議論があったのかもしれないなぁ。
とにかくね、皆様。読者からのコメント、書き手は待ってますよ。心を込めて書いたら、狂喜乱舞よ。個人情報保護法云々なり、インターネットでの書きなぐり反応の乱発なりで、なんとも世知辛い世の中になっていますけれど。そういえば、ハガキや手紙の切手代も上がるんですってねぇ。やれやれ、なんとなく残念なことです。
『超えてみようよ!境界線』の元本から……
さて、この『超えてみようよ!境界線』には、私がプノンペンで100冊強自費出版した元本があるのです。『「世界は開いているから、味わってみるのもいい」と16歳の君に伝えたかったこと』というタイトル。これ、なんとアマゾンでKindle版だけが購入できるという、嘘のような本当の話(校正ダメダメなので、あんまりお奨めできないのですけれど)。紙本もまだプノンペンにはけっこう残っています。欲しい人、お伝えくだされば、お手元に届くまで少し時間はかかるけれど、お分けしますよ。
この元本には載っていて、かもがわ出版からの本には入っていないエピソードというのが結構あるのです。その一部は、すでにこのブログでのネタに使ってもいる(かもがわ出版本を出す前に、このブログを書き始めて、最初180日続けて書いた際に、ネタに困ると元本に助けてもらったりしのでした)。
それでも、まだ紹介していない話が残っているのです。軽い話しが多いですけれど、改めてこのブログで使ってみようかなぁなんて、思ったりしております。おそらく、このブログとしては短かめになるはずですので、その点でも、読者サービス!? 読みやすいかも。乞うご期待ください、ってほどのものでもありませんが、またまたよろしく~。んじゃ、また。

















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