ドタキャン覚悟でお願いします という件
先日、Facebookに以下の文章を流したのです。
最近は先の予定を入れるのが怖いのです。先週後半から体調を崩してベッドから出られない。今日もだめだった。この間、2つの約束があり、どちらにも失礼してしまった。今回はまだリカバリーが効くかも知んないけど。もし一期一会の機会だと思うと、身が縮む。
ここ数ヶ月、体調はとても不安定。私との約束、すいません、ドタキャン覚悟でお願いします。一応、一級身体障害者なもんで、なんとも歯がゆいことなのです。
言い訳の備忘録として書いておく。やれやれ。![]()
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(7月11日のFacebook投稿)
日本で膀胱結石の治療(一応数日入院して手術を受けた、でも別に切ったり貼ったりはしていないので、まぁ大したことではない)を4月に受けた後プノンペンに戻って、もう4~5回発熱があったのです。4月より以前の1年間ほどは、膀胱結石による血尿などはあったのですけれど、発熱はしばらくなかったのです。「あら~、結石とったら熱がでるようになっちゃったよ」という気分なのでした。
今回の発熱では、事前にしていた約束をブッチ切るというようなことがありまして。それをぶちぶち悔やんでいたら、サンワー(妻)から「約束をするときに、ドタキャンありますと最初から伝えておけばいいんだよ」と言われて。確かにそうだな、と。そんな気分で、上記の投稿だったのです。
そうしたら予期せぬ多くの人から「お大事に」というようなコメントをいただきました。日本語のみで書いたのに、カンボジアの友人知人からも的確に内容をとらえた上での多くの暖かい言葉をもらって、びっくりした。フムフム、実はけっこうみんな翻訳機能を使いこなしているのだなぁ、と改めて感じたのでした。なるほど、日本語だけで書いているからって「カンボジアの人たちも読んでいる」ことを忘れちゃいかんぞ!とも、改めて思ったのでした。
とにかく、リアクションしてくださった皆様、ありがとうございました。コメントを寄せて下さった方々、元気づけられております。嬉しかったです。ありがとう。
ちょうど同じタイミングで、公立病院に叔母を見舞ったサンワーが、病院の写真をやはりFacebookに載せたのですよ。それを見て「村山は入院しているのか?」という勘違いをしてくださった方もいて。ご迷惑様でありました。はい、私は熱が下がって、もうすっかり元気です。どうぞ、ご心配なく。
さて、今度の日曜日、カンボジアは国政選です
こちらカンボジアは、今週末7月23日日曜日に5年毎に実施される国政選挙があります。18の政党が参加しているそうです。私のFacebook上には、与党の応援に関する投稿しか載りません。他の政党の応援が私の眼には留まらない。仮説としては以下が考えられます。
1.私の友人知人は学校の先生関係者が多い。学校の先生など公教育関係者は、与党支持者がおおいため、私のFacebookには野党応援の投稿が載らない。
2.先生に限らず、公務員は与党支持者が多い。実際、公務員は与党支持の集会などにも動員される。動員だから嫌々参加する、ということではけしてありません。そして、応援していれば、やっぱり勝ったら嬉しい。だから、やっぱり選挙はお祭り。とにかく、そんなわけで、私のFacebookには野党応援の投稿は載らない。
3.実際、カンボジア社会が与党支持が圧倒的に多い。野党支持者は少ない。そもそも野党支持者は少なく、だから投稿そのものが少ない。だから私のFacebooknには野党応援の投稿は載らない。
4.数少ない野党応援、それには「いいね」が押されない。だから少ないに輪をかけて、私のFacebookには野党応援の投稿が載らない。
うんぬんかんぬん。
人生、そこそこ長めに生きてきて、つくづく思うことのひとつは「人は自分の見たいものしか見えない・見ない」ということ。それからするとですね。私はカンボジアを見るときに、どうしても「開発独裁」という単語から自由になれない。ですから、意識・無意識どちらにしても、「開発独裁」的な風景や情報が目に入ってくる。あるいは、はいってきた風景や情報を、そういう文脈で解釈しようとする。
先日開催されたカンボジア王国初のASEANスポーツ大会を見ても、そこに見たいカンボジアは人それぞれなのだなぁとつくづく感じました。私はそこに「開発独裁」のなにごとかをついつい探してしまう。人によっては、「カンボジアの社会・人々の高いホスピタリティー」を見る。あるいは「愛国の情の広がり」を見る。同じ情報・同じ景色・同じ空気、そこから拾ってくるものは人々それぞれで、けして同じではないのです。
そういう《言い訳》を添えたうえで、やっぱり「与党の応援しか目に入って来ないよ」「野党を応援するにはかなりの覚悟が必要だろうなぁ」なんてことを私は感じているって書いておく。
以下は、興味があれば。アジア経済研究所というのは、日本政府下にある独立行政法人日本貿易振興機構の附置研究機関で、一応公共性の高い組織です。カンボジアの方々には、海外ではこういうことがどうしたって書かれているという「事実」は知って欲しい気持ちは私にはある。「カンボジアにはカンボジアの民主主義」という表現はあってもいい。けれどももはや「世界は開いている」と私はとっても強く思っているのです。ドアを閉めることはできない。他社会からの干渉・批評から自由になることはできない。それが21世紀の世界なのだと思っています。だから、それらを知ることはこの世界に生きる以上、仕方ない。そのうえで、あなたの語りを続けてくれればいい。
安定的な世襲の実現に向けて――2023年カンボジア総選挙(山田 裕史・新谷 春乃) – アジア経済研究所 (ide.go.jp)
よりシリアスでリアルな記事として、以下も紹介しておきます。こちら途中までしか読めませんけれど、それで十分、カンボジアのある一面は理解できるはずです。あくまで、ある一面。とにかく戦乱がないことが一番大切!と思う人が多いカンボジア社会の背景は、私も理解できるというか、共感できるというか。だから、熱狂的に与党を支持する人たちが多いのもわかる、よ。
技能実習制度で日本へ逃れる「カンボジア人難民」の過酷な現実:室橋裕和 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト (fsight.jp)
選挙だ、預貯金は下ろしておいて!
昨日、サンワーは足の悪い知人に同行し、市内の銀行を数件回りました。知人が銀行の預貯金をすべて解約して現金化するのに運転手件アシスタントとして頼まれたからです。知人は、かなり大き目な金額を預貯金していました。定期預金(利率は高いけれど、途中解約すると利息はつかない)からは、なかなかの額が毎年利息としてつきます。あぁ、うらやましー。
けれども、解約しました。選挙が近いからです。「選挙後に何がどうなるかわらないから、現金で持っていたい」。もしかしたら、現金から金(ゴールド)さらに移し変えることをその人は考えているのかもしれません。
果たして、どれだけの人がその人のように「預貯金を解約して現金化しておく」のかは、わかりません。けれども、私の義父もそういう考えを持っていました。私がカンボジアの銀行口座にお金を入れておくと、選挙前には「降ろしといたほうがいい」と以前はよくアドバイスをしてくれたものです。今回は、もう言われなくなりましたけれど。というか、数年前に義父もついに銀行口座を持って、自宅のタンス預金を銀行に預けたのです。
今回、サンワーには「降ろした方がいいかな?」という相談があったそうです。サンワーは「降ろさなくて大丈夫だよ」と答えたそうです。もちろん、私が彼女に「降ろさなくても絶対大丈夫よ」なんてお茶飲み話では伝えているわけです。
私の知る限り、カンボジアで大きめの銀行が破綻した最後のニュースは1990年代後半です。このときは、ふたりの首相がいて、その争いは内戦化しました。プノンペン市内でも市街戦が起こっています。このことと関係があるだろうと想像します。現金化が一気に起こった。さらに破綻した銀行が、内戦で負けた側との関係が強かった可能性もあると思います。
理由はとにかく、銀行が破綻して、もちろん預貯金は消えた。20数年前の記憶ですけれど、そりゃ簡単には消えません。というわけで、「選挙前に預貯金は現金化、さらにはゴールド化」は特にある年齢層以上の人たちには、やはり今でも気になることなのです。
で、昨日銀行をまわった知人は、多少の利息は損しても、リスク管理として預貯金解約を選んだ、ということなのです。私なんかは「もったいないなぁ」なんて気楽に言っているけど、まぁお気楽なわけですよ。
さて、選挙結果はどうなるか? 知人は、選挙後、また銀行口座を開くのかなぁ??? そんなことを当地でひっそり見続けようと思っております。
とういことで、ではでは、また。

















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