12月29日プノンペンからバッタンバン(赤)、30日バッタンバンからシュムリアップ(オレンジ)、31日シュムリアップからプノンペン(黄緑)
2023年12月29日から大晦日までの3日間、トンレサップ湖を時計回りにめぐる小さな旅を楽しんできました。
ひとつのきっかけは、日本国のODAによって改修工事が長いこと続いていた国道5号線、プノンペンからバッタンバン(そしてその先のタイ国境ポイペトの町)を結ぶ、が遂に整備完了で、先日開通式が開かれたというニュースがあったからです。
この国道5号線は、アジアハイウェイという東アジアから東南アジア、南アジア、中東アジアを突っ切り欧州まで続く陸路の一部です。ベトナム南部のホーチミンに続く国道1号線と、この国道5号線が、つまりベトナム(ホーチミン)からプノンペンを経由してタイ(バンコク)を繋ぐのです。
車イス者になった10年前より以前にODAの理科教育支援プロジェクトの仕事をしていた際、何度も何度も改修前の国道5号線を突っ走りました。以前だってすでに舗装道路ではあったのですけれど、でも場所によってはボコボコと小さな穴が開いていて、確かに少々走りにくかったりもしたのです。そういえばパンクも数回経験しています。
私の友人ラタナックが客として乗っていた乗り合いタクシーの自損事故(未整備による、タイヤ破損で国道から高速で道脇の田んぼに転落)で死にかけたのもこの国道5号線です。あれはもう15年ぐらい前のことか。
それでは、開通した綺麗な国道5号線、走ってみようということにしたのです。
ならば、そのままトンレサップ湖の西をぐるりと回ってシュムリアップへ。1~2年前に、シュムリアップ近郊に本格的な水族館ができたのです。元生物教師で水族館大好きな私としては、ぜひ一度行ってみたかった場所です。この機会に、ぜひ、ということで2泊3日の旅行を計画し、宿もインターネットでバリアフリー対応を探して予約しました。
同居の姪っ子たちを誘ったのですが、彼らは私たち叔父叔母よりも、ボーイフレンド優先。ま、いいんですけれど。そして、サンワーの叔母(私の義母の妹)が同行したのです。彼女は糖尿病で膝が痛く、でもとても好奇心旺盛なやり手の方で、私たちの旅行計画を知って「はいはいはい」と手をあげてくれたのでした。というわけで、私のと叔母のと、今回は2台の車イスを無理して積み込んでいったのです。運転手件介護者は全行程を妻のサンワーが勤めました。ご苦労様。
では、以下は写真のキャプションをお楽しみくださいませ。
第1日(12月29日晴れ) プノンペン⇒コンポンチュナン⇒プーサット⇒バッタンバン
コンポンチュナンの港、サップ川はこの辺りはいくつもの支流に別れて流れています。対岸の山は、巨人が倒れて山になったという有名なストーリーがあるのです。
PTTCプーサット(小学校教員養成校)、以前の理科研修プログラムで知り合い、今も活躍中のSokha先生を訪ねたのですけれど、出張中でした、ざんねーん。
日本国の支援で整備された国道5号線をプノンペンから西北西へ、さらに西北西へ。12月29日の日の入り後、バッタンバンまであと少しです。
バッタンバンの夜は、BTEC(バッタンバン教員養成大学)の若手教官と鍋。Tolaさん、ありがとう!
第2日(12月30日晴れ) バッタンバン⇒シソポン⇒シュムリアップ(アンコールワット)
バッタンバンに出張にくれば、必ず一度は朝のクウィテウのお店は健在でした。モツのクウィテウ、もやし大盛り。10年ぶりで嬉しー!
今回の旅の主役 改修された国道5号線 バッタンバンからタイ国境に向かって! いや、きれいになりました。
ガードレールの向こうが対向車線であります、もちろん!!
バンティエイミエンチャイの中心都市シソポン。この町も10年ぶりです。道は広くなりましたけれど、このアブサラ像は以前のまま。すこしキラキラ綺麗になったかも。
アンコールワットを囲むお堀で夕日を楽しむ若い僧侶のグループがおられました。
シェムリアップ中心部 ナイトマーケット周辺で道をふさいで若いラップグループが歌っていました。大勢の人が楽しんいます。車イスからだと舞台がみえませーん。
第3日(12月31日晴れ) シェムリアップ⇒水族館⇒コンポントム(通過)⇒プノンペン
今回の旅は、サンワーの叔母さんも一緒。彼女は足が痛いので、シュムリアップの水族館では車イスを使いました。私も車イスですから、サンワーはいろいろ大変です。
シェムリアップ郊外の水族館(+動物園)にて。こちらは、メコンオオナマズ?? メコン水系の淡水魚を集めた大きな水槽は見ごたえがありました。その他は…水族館は小規模なものです。併設する動物園もあります。若いインドシナトラが2頭。最近の動物園の在りようをしっかり反映した展示内容になっている(単に檻の中に囲っているわけではなく)という点は、私はとても好感を持ちました。バリアフリーもしっかり考慮してあります。入場は、大人11ドル(外国からの観光客は20ドル、子どもはそれぞれ半額)。車でないと行けない場所で、つまりどうしたって裕福層がターゲットです。それでも、水槽を覗き込み楽しそうな家族連れを見ていると、水族館ができてよかったなぁと思うのです。
背比べ? 見上げれば乾季のスジ雲です。
31日23時前のサップ川プノンペン王宮対岸の大渋滞。叔母を送るために行くしかなかったのです。若い世代がバイクでワンサカ!車は全然動きません。カウントダウンで盛り上がるのは都市部の若者だけなんですけど。叔母を降ろして、幸い0時ちょい前に自宅に帰り着きました。
そして、元旦
西暦2024年1月1日元旦、3日間の旅、終了 (時計にご注目) お疲れ様でした!
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